夏の終わりに・・・泣かせます
タイトル曲「恋時雨」は、シングル曲としてはあの「純恋歌」以来のラブソング。“直球メッセージ系ラブソング”の「純恋歌」とは対照的に今作は“失恋ソング”。しかし、“失恋ソング”といっても、ただ悲しむ未練たらしい歌詞世界ではない。「別れて初めて気づかされた自分のだらしなさ」を磨き上げるため、愛しき人への想いを絶ち、必死に前へ進もうとする男の姿が描かれている。不器用で切ないながらも“ポジティブワード”が代名詞となっている湘南乃風らしい“ONE&ONLY”の世界観を示した1曲。そして、徐々にクレッシェンドしていき、クライマックスでの4人ユニゾンの大サビでは、深い悲しみだけではなく、別れがあったからこそ自分が成長できたことへの感謝の気持ちを清々しく表現し、「純恋歌」へとつながるストーリーを暗示したエンディングとなっている。一方、カップリング曲「SHOW TIME」は、湘南乃風らしいテンションアゲアゲ・タオルヘリコプター必至のダンスホールチューン!さらに、初回限定盤のDVDには、前作「黄金魂」のカップリング曲「曖歌」のミュージッククリップを収録。